日本バレエ協会メアリー・スキーピング版「ジゼル」全2幕
東京文化会館大ホール
指揮:渡邊一正
演奏:東京ニューフィルハーモニック管弦楽団
ジゼル:島添亮子
アルブレヒト:藤野暢央
ジゼルの中には好きな曲が沢山ある。特に好きな曲は第2幕で初めて精霊がソロで踊る所だった。意外な振り付けだった。それぞれの曲がこんな場面で使われていたのか、と判って嬉しかった。
主役の踊りも素敵だったけど、何よりも感動したのは群舞。以前、白鳥が円形の会場の中央に設けられたステージで踊られた。それをかなり上の席から観た時の美しさ。それを思い出した。このジゼルは舞台の左側から見下ろしていた。恐らく1階正面で観るより美しく見えたと思う。真っ白なベールを被った沢山の精霊達が出て来て半円形に並んだ時の美しさ。
本当に美しかった。
でも精霊達は、ただ可憐にゆらゆらと静かに舞うだけではなく、力強くダダダダダーッと駆け抜けたりする様子はなんだか面白かった。
そして音楽も素晴らしかった。私の好きな曲が沢山流れた。
繊細なバイオリンやビオラの音。可憐な感じや力強い感じ。いろんな表情があった。
アダンの音楽と精霊達の踊り、本当に幻想的な世界だった。
私にとって物語はあまり関係ない。
音楽と踊りが美しければいい。
可哀想とか、そういう事よりも、ただただ精霊の美しさ、群舞の美しさに涙が出た。
観客のほとんどは、子バレリーナとお母さんという組み合わせ。ちょっとざわつくのかな?と思っていたけど、本当に皆んなおりこうに大人しく聴いていてびっくりした。小さい頃からこんな舞台を観る機会があるなんて幸せな子供達だなぁと思ったけど、それを興味を持ってきちんと観られるなんて、素敵な事だと思った。
私の隣にはお母さんが小学低学年の女の子と幼稚園くらいの男の子を連れていた。お母さんにいろんな事を話したくてつい話しかけちゃうけど、お母さんが「しー!」って言うとすぐ止めたり小声になったり。お利口さんだった。
男の子の反応はとても面白かった。
ジゼルがソロで踊っていたら、お母さんに小声で
「じょうずだね」と呟いた^^
アルブレヒトがバタっと倒れると
男の子「なんであの人・・・」
お母さん「しーっ!」
また倒れると
男の子「なんであの人」
お母さん「しーっ!」
男の子にとっては、元気に踊っていた人がばたっと倒れてしまうのが不思議だったのかもしれない。
面白かった。
一緒に行って下さったChiharingさんに感謝。また美しいバレエが観たい。
# by pianistagentile | 2012-01-22 21:46 | クラシック日記 | Trackback | Comments(2)






















